電気製品の自作は楽しい！ただし、発火や感電に気を付けよう！

電気製品を自作する楽しみ

一般的に、電気製品は市販品を購入するのが当たり前ですが、製品の種類によっては自作も可能です。ラジオや無線機が流行っていた頃は、こうした電気製品を自作する人も少なくありませんでした。電気屋では、コンデンサーやトランジスターなど、電気製品の製作に必要な部品を揃えていたのです。マニアの中には、わざわざ真空管を使ったラジオを製作する人もいます。もっとも、初心者は部品が揃ったキットを購入して、マニュアル通りに製作することが多いでしょう。配電盤の組み立てから始めて、パソコンなどの精密機器を自作する人も珍しくありません。自作のパソコンを市販品より安く販売する個人も散見されます。趣味と実益を兼ねた電気製品の自作は、充実感と達成感が大きいでしょう。

電気製品を自作する際の注意点

電気製品は、それぞれの製品に合った電圧と電流があるので、この点に最大限の注意を払わなければなりません。使用する電線が荷重電圧に耐えられないと、焼けつくおそれもあります。ハンダ付けする際に、接着箇所を間違えると、ショートして発火するリスクも負うため、接着箇所をきちんとチェックしましょう。使用する電力が大きい電気製品の場合、素手で触っているとたまに感電することもありますから、絶縁体の手袋をはめるなど自衛策が欠かせません。電気製品を自作する前に、電圧・電流や抵抗などについて学習し、必要な知識やスキルを身につけましょう。インターネットの動画サイトでは、電気製品製作の専門家が作り方と注意点を紹介する動画をアップしているので、大変参考になります。

プリント基板は電子部品をのせる板であり、電子回路を構成するために欠かせないものです。プリント基板設計は、電子部品の配置とそのパターンの引き回しなどを行うことです。